考える力をつけるための「創造的読書術」

答えがあると信じ切り、答えさえ出せばいいと思っている。
その過程の考えるプロセスが大切なのにもかかわらず。
そもそも、正解がない問いも世の中にはたくさんある。


最近では、ネットで検索すればおおかたの情報はでててくる。
概してそこで調べた答えはすべて一緒になる。

知識も大切だが、「正解」がどこにあるか?という発想では複眼思考にはならない。


知識があればわかる。とか、調べればわかる。といった、知の獲得によってすぐに答えられるような問題ではなく、どうすれば知識と思考を結びつけられるか?
この視点を大学生のうちにしっかりと身につけないと、社会では生きていけない。

考える力をつけるための読書術

一言でいえば、本に書いてある事を鵜呑みにせず、疑問を投げかけながら読んでいく
批判的な読書を通じて、自分で考える姿勢を常にとる本の読み方

つっこみの例
・なるほど!
・ここは鋭い
・賛成、反対、その理由
・自分における例をあげると
・反例はないか
・なぜ?
・前提はなにか
・何が言いたいのか?そこまでのロジックは通っているか?
こんな感じのことを、本に書き込みながら(頭で考えても良いけど)本を読んでいく。


自分は本をたくさん読む。
本を読むスピードより、買うスピードの方がだいぶ早い。


ある程度の速読はできるようになり、頑張れば1時間あれば大体の本は読める。
しかし、これでは知識受容型の人間にしかなれない。

真に大切なのは、知識思考型だ。
本と向き合い、批判的な読書をすることを通じて、考える力をつけていく必要がある。


まぁ、目的しだいといった所だろうか。

「新しい情報や知識を入れたいときは知識受容型読書」
「考える力をつけたたいときは知識思考型読書」

このような違いがあるだろう。


考える読書 4つのヒント

① 論争を読む

批判力を身につけるために、すぐれた「論争」を読むことをおすすめする。

② 先を読む読書

次に著者がどんな議論を展開するのかを自分で予想してみる読み方

・参考になる本:

文藝春秋オピニオン 2017年の論点100 (文春MOOK)

文藝春秋オピニオン 2017年の論点100 (文春MOOK)

③ 古い文章の活用

昔に話題になった本や、新聞などを読み直してみる。
僕たちは、その後の時代の変化を知っている。その有利な立場から、その文章が書かれた当時どのような成約があって、今からみれば気づくような問題が見えなかったのか。
後世の立場から検討してみる。

④ 書評のすすめ

書評は本のエッセンスをとらえた上で、まだ読んでいないひとにもわかりやすく説明し、さらには読み点の問題意識に引きつけて批判やコメントをする文章のこと。
本を褒めちぎるだけの書評は物足りない。
本の問題となる箇所を的確に指摘しておくことも書評にとっては大切。


最後に、注意しておく点がひとつある。

批判というのは、問題を指摘するだけでは何の解決にもならない。
問題を明確にし、その改善策を考えなければ、何の意味も無い。
その際、自分の思考は紙に書くこと!
だからもし、自分だったらどうするか?を常に意識して批判的に本を読んで自分の考えを創造する読書をしてほしい。

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)

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